これは実話です。或る土曜日、友人は目覚めると時計は4:30だった。「ヤバイ、銀行が終わってしまう!」と思い込んだ彼は、身仕度もそこそこに脱兎の如く駆け出し、銀行へと急いだ。しかし、町の様子がどうもおかしい。フと、我にかえった彼は、通りすがりのオジサンに、「始発、出ましたかね?」。帰ってきた返事は、「あぁ、もうすぐでるだろ」。勘のいい方はもうお解りでしょう?そう、彼は午前4:30を午後4:30だと勘違いしたらしい。思い込みとは恐い。そうとは気づかず早朝の街を駆け抜けた彼。話を聞いた後、笑わずにはいられなかった…
|